仮通夜に弔問に出向く時は、平服の状態でも、時間がない場合は、とくに問題ないでしょう。かえってそうした方がナチュラルです。慌てて勤め先から向かってきたのに喪服を身に付けているというのはむしろおかしいですし、不幸を想定していたようで失礼といったこともあります。
現在では本通夜の場合でも平服で訪問する方もいますし、会社員の場合は告別式の場合だとしても勤務の合間に抜けて弔問に出かけるケースになると、平服で加わる実例も存在するようです。会社関係の人間とかビジネス上の固定客とかでは良くないですが、喪服を着用するのを忘れているから参列しないというよりはるかにいいでしょう。
葬儀や告別式に参加時の、普通の会葬者の衣装は基本的に礼服になります。しかしながら、とりわけ親しい間でない状況では黒い平服もありえます。
葬儀を行う時に、亡くなった親のためにいろんな準備を進めるなど、精神的な負担も大きい中で、作業を進める必要も出てきます。大切な人が亡くなられた時に、ショックも大きいため、いろんな作業を進める必要があっても、なかなか行動を起こせない方もいます。
また、分からないことが多い中で、調べていくことも大切なことです。精神的な負担が大きくなることも考えて、きちんと事前に学んで、基礎知識を身につけておくことも重要です。気持ちが落ち込みがちになってしまう中で、葬儀の準備を進めるのは大変なので、できるだけ負担を抑える事ができるように、早めに学んでおくこともポイントです。
また、親せきの方など、サポートをしてくれる信頼できる方がいることで、安心できる方もいます。もしもの時のことを考えて、気持ちを強く持つことも大切ですし、亡くなられた方のために、きちんと準備ができるように、基礎知識を身につけることも大事です。
火葬式は、通夜、あるいは葬儀、告別式といった儀式をせずに、火葬のみで送る形式で、直葬とも言われています。経済的な理由などから最小に行ないたいという人を主体に、都市から拡大してきた形式です。火葬式を選択する場合、法律では、没後24時間は火葬できませんので、翌日の火葬となります。
病院では、大体が次の日まで安置させないことから、自宅もしくは安置施設に運ぶことが必要です。この安置の場所は、前もって考えておくことが必須です。さらに、寺との関わりも考えましょう。一番最後にお経が必要という場合、僧侶に来ていただき、火葬炉前で読経を行なって貰うことも実現可能です。
留意しなければならないことが、菩提寺があるケースです。葬儀しないことに理解されず、納骨であるとか供養に悪影響を与えることも考えられますので、前もってお伺いをたてて相談しましょう。